hiyodori_patransの特許翻訳日記

特許翻訳のあれこれを綴るブログです。

訳文はファーストショットでバシッと!

納品するまでの翻訳プロセスは人それぞれだと思いますが、

私の場合。

 

発明の分野にあまり馴染みがなければ、まず調べもの。

出願人が企業であればそのホームページ、過去の米国出願の公開公報、

termの定義づけのためwikipedia、先行技術文献などなど。

その後、分野、背景技術、先行技術文献、課題まで訳出してみます。

ここまで、特に先行技術などは端的に書かれていることも多く、

後で訳文を再考する必要があるかもと思いつつ、

ひとまず実施形態へ飛びます。

化学分野はこの限りではありませんが、

参照符号があるので図面を参照しながら

構造や構成を把握し理解を深めます。

ときどきクレームを見ながら、

訳語が適切か考えて変更したり。

頭から100%きちっとやっていくのではなく、

全体を見ながら、前に戻って修正したりして

訳出することで原文の理解を深めていく感じです。

 

でも、最初からバシッと100%の訳文ができて

見直すのも一回で済むという方もいらっしゃるようです。

訳す前の原文の読み込みが深いということですね。尊敬します。

私は、訳して出力することで理解していくタイプなので。

 

そこで、思い出したのですが、

tradosのセミナーを受けていた時の講師の方のお言葉。

「ここで、確定ボタンを押さないと訳文が以降で反映されないので、

注意して下さいね。

まあ、ファーストショットでバシッと訳文を決めることが

大事です!」

 

バシッとファーストショットで決めるのが難しい。

私の課題です。