hiyodori_patransの特許翻訳日記

特許翻訳のあれこれを綴るブログです。

仕事に悩める人への処方箋

みうらじゅんリリー・フランキー中島らも

 

何だか共通して素敵な怪しさの漂う方たちですが、昔から好きで、よくコラムなどを読んでいました。先日、みうらじゅんさんの『「ない仕事」の作り方を読みました。

 

みうらじゅんさんと言えば、ゆるきゃらブームの火付け役と言われていますが、本書で書かれている仕事術に「なるほど~」と共感したので、気づいたことまとめ。

 

「ない仕事」の作り方

「ない仕事」の作り方

 

 

 翻訳の仕事は、特に出版系の翻訳者の方は、好きでされている方が多いと思いますが、実務系や特許翻訳の翻訳者はどうでしょうか。

 

翻訳の仕事を始めてみたものの、向いているのかなと悩むとき

果てしないと思えるくらい、似ている内容の説明が続いたとき

関連案件を続いて何件も訳しているとき

原文の理解がなかなかすすまないとき

 

もやもやっとするときがないですか?

 

私は、仕事を始めたばかりの頃、明細書を読んでは難解さにクラクラしたものです。

最近の明細書はそうでもないですが、少し前の明細書(昭和時代の公報とか)だと、「~せしめる」とか表現もいかめしく、一文も果てしなく長く。

  

みうらじゅんさんが紹介する「ない仕事の仕事術」で、特に心にとまったのは、興味を持ったら、まず「自分洗脳」をするというところ。

 

”興味の対象となるものを、大量に集め始めます。好きだから買うのではなく、買って圧倒的な量が集まってきたから好きになるという戦略です。”

 

”ゴムヘビもそもそも好きだったものではありません。

すべて、「私はこれを絶対好きになる」と自分を洗脳したのです。”

 

”不自然なことをやり続けるためには「飽きないふりをする」ことも大切です。本当は世の中に流行った頃には、とっくに飽きています。”

 

(出典:「ない仕事」の作り方)

 

とにかく好きと思いこむことが大事らしいです。

 

みうらさんは、「ない仕事」の仕事術を紹介していますが、「ある仕事」の仕事術も同じでは。目の前の仕事を好きになって真剣に取り組むこと。

 

私の場合で特許翻訳の仕事についていえば、「自分洗脳」を意識したわけではないですが、難しくても、とにかく量をこなし、そのうち「きっと、こういうところが特許翻訳の面白さかも?」と一生懸命好きになろうとしたかも。

 

 

そういえば、特許事務所に勤めていた時、分厚いファイル(紙)を繰って外国に送る書類を探していたところ、書類に

「ねむい」

と苦悩の文字が鉛筆で書かれていたのを思い出しました。

弁理士の先生でもだるいことがあるんだなあと、思ったものです。

 

そう、苦しい時があっても「私はこの仕事が好きなんだ!」と思いこめばよいわけです!

ずっとやり続けていると飽きることもあるけれど、平然と飽きてないふりをすればいいわけです!

 

 

そして、ずっと現役でいたい人へ。

 

一般的に、歳を取って社会的地位が上がっていくと、「あの人はギャラが高いのでは?」と思われます。そう思われないためにも、不安そうにみえることが大切です。いわば、「ずっと若手」な仕事をしていく気マンマンなわけです。

 (出典:「ない仕事」の作り方)

 

なるほど。まあ、これは塩梅も大事ですが。納品物が本当に「不安」だったら元も子もないわけで。「不安そう」っていうか「フレッシュさ」っていうことですかね。