hiyodori_patransの特許翻訳日記

特許翻訳のあれこれを綴るブログです。

フリーランスの皆様、夏休みはとりますか?

タイトルそのままですが、フリーランスの皆様、夏休みはとりますか?

 

今年は6、7月かなり忙しかったし(現在も引き続き…)、8月後半思い切って休むか仕事量をかなり減らしてペースダウンしようかと考えていました。が、やはりお盆以外は休まないような気がしてきました。

 

例年、家族に合わせてお盆は4日ほど休むのですが、それ以上となるとなかなか難しいですね。

もちろん、休みたいと思えば全力で依頼を断ればいいのですけど。

「この小説の訳本はぜひこの先生で!」と言わしめるような唯一無二の存在となればよいのですが、産業翻訳の一種である特許翻訳ではそんなことはないでしょう。

 

基本的に直受けは断らないと決めています。エージェント経由であれば直受けよりも若干断りやすいかもしれません。

とはいえ、特許翻訳は基本的に法定期限のある仕事で、特許庁も盆休みなどないはず。

圧倒的な技術的知識を誇り特許の判例にも精通しネイティブ並みの英語力を誇る大御所の翻訳者であれば、もしかしたら悠々自適にご自分のペースで休みをとる方もいるのでしょうか。特許翻訳以外の分野の翻訳者であれば、長期休みをとって海外にバケーションとかもあるのでしょうか。

でも、割り込みの案件や(常識的範囲内の)至急案件にも対応するような、小回りが利き柔軟に対応する翻訳者というのも売りの一つであったりするわけで。

 

そしてエージェントなら断ってもいいというわけではありません。

「お客様から、『とても優れた翻訳でした。翻訳者にも伝えてください。とのフィードバックがありました。」とエージェントからお褒めの言葉を頂いたことがあります。しかし、その後に予定があわず、そのエージェントの依頼を何回か断っていたらぱったり照会がなくなったことがあります。

普通依頼を断るときには、受けれない理由とともに何日以降に受注できるかを伝えるのが鉄則です。上記の私の例では、断り方もまずかったという点も含めて、使いにくい翻訳者認定されたと思います。

「何回か断っていたら依頼が来なくなった」というのは多くの翻訳者から耳にすることです。まあ、そりゃそうでしょう。エージェントからしてみれば、質も大事ですが、早く仕事をアサインできた方が効率がいいわけです。

 

活躍されている弁護士や弁理士の諸先生方は例外なくハードワーカーです。外国(米国)はお正月休みも元旦くらいなので、動きの多い事務所では年末年始も出勤されている方が多いのではないでしょうか。

 

そう考えると、フリーランスだから好きに休めるというのは大いなる誤解で、諸事情を考えると、休んでもいいけど本当にいいの??という疑問が生じるわけです。

もちろん、あんまり休んでいたらもう依頼来ないかも…というフリーランスにありがちな不安もありますね。

信じられない単価であり得ない納期、という無茶を言われることは決してないので(これもクライアントに感謝)、仕事が重なり過ぎてもう絶対入らない!という以外は、まあだいたい受けてしまいます。

 

というわけで、”長期休暇をとってみようか作戦”は今年もなくなりそうです。